発達障害ＡＤＨＤとは

発達障害とはその1


みなさんは、発達障害（ADHD）という病気をご存知でしょうか？
最近では、テレビのニュース番組など、また特集番組で取り上げられていることが多いため、名称くらいは聞いたことがある方も多いと思います。
発達障害の略、ADHDとは、注意欠陥と多動性、それから、障害の英語の頭文字を取った略です。
病院などのポスターで見かけることもありますし、保護者対象として、発達障害（ADHD）に気づいてもらえるための講座などを行なっている学校や自治体もありますよね。
発達障害（ADHD）はとても身近なものであり、他人事ではありません。
子供の様子がこの症状に当てはまるのであれば、それに早く気づいてあげることが大切です。

どのような症状が出るのかと言えば、まず、落ち着きのなさです。
不注意だったり、同じ場所にいられないような、うろうろしてしまう多動性があったり、じっと何かを待つことが苦手だったりします。
これらは、発達障害のひとつと言われています。
これが障害として知られていないころは、「落ち着きのない子供」として、学校や家庭で、叱られることも多かったようですが、最近はそれが障害だとだんだん知れ渡るようになりました。
振り返ってみれば、昔も、教室に1人くらいは、授業中に席から離れたり、落ち着きがなかったり、我慢ができなかったりする生徒はいましたよね。
当時は、このような障害は知られていなかったので、いつも先生から怒られていたと思いますが、実はこのような生徒たちも発達障害（ADHD）だったのかもしれません。