発達障害の診断その1

みなさんも、聞いたことがある障害だと思いますが、ADHDという病気、どこまでご存知でしょうか？
発達障害（ADHD）という名称だけ聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
概要だけ知っていて「ADHDは、落ち着きがない子供のことでしょ？」と言う方もいますよね。
現在では、世間に知られるようになってきた、発達障害（ADHD）ですが、まだまだご存知ない方も多いです。
そして、この病気の診断について、昔は難しかったと言われています。
日本では病名が知られるようになったのは、ごく最近ですからね。
それまでは、子供がADHDであっても「言うことを聞かない子」とか、「我慢の出来ない子」とか周囲から言われていたと思います。
そして、障害のせいで、自分勝手な行動ばかりするので、周囲と上手くやれずケンカばかりしていたのではないでしょうか。
このように、問題児扱いされていた子供が実は発達障害（ADHD）だったという事実は、本当に近年になってわかってきたことであり、それまで、このようなお子さんの親御さんはさぞ苦労されたことと思います。

現在では、日々、研究が進み、現在では発達障害（ADHD）と診断される基準が明確になっています。
この診断基準は、アメリカ医師学会によって決定されているものと、WHOによって決められているものがあります。
診断基準と言っても、病院の医師だけがわかるような難しいものではなく、一般の人でも症状を見れば、ADHDかどうか、わかるようになっているそうです。